兵庫県神戸市北区 洗面台からの水漏れ(水漏れ箇所不明)
洗面台から水がいきなり出てきた!?
こんにちは。いよいよ、秋らしく日中も肌寒くなってきましたね。作業させていただく身としては大変助かる季節でもありますね。
今回は兵庫県神戸市北区のお客様よりご依頼いただきまして洗面台からの水漏れで伺わしていただきました。築年数15年のお宅になります。話を聞いていくと10年を過ぎると色々なものに手入れが必要になると話しておりました。参考にざっくり住宅設備の寿命の目安を用意したのでご覧ください。
品目 | 法定耐用年数(参考) | 実際の寿命の目安 |
照明器具 | 6年 | 10年前後 |
エアコン | 6年 | 10年前後 |
ガスコンロ | 6年 | 10~15年程度 |
IHクッキングヒーター | 6年 | 10~15年程度 |
ガス給湯器 | 6年 | 10~15年程度 |
電気温水器 | 6年 | 10~15年程度 |
便器 | 15年 | 15~20年程度 |
洗面台 | 15年 | 15~20年程度 |
キッチン・ユニットバス(浴槽) | 建物耐用年数と同じ | 15~20年程度 |
こう見ますと比較的10年前後で寿命を迎えるものも多いようですね。水回りもほとんどが10年前後で経年劣化で故障する例が多いです。そう考えると、10年までは特に不具合もなければかかってくる費用を抑えることができますので10-20年後のために貯めていかないといけないと感じてしまいますね。実際、今回の神戸市北区のお客様も1か月前に外壁をしたばかりで今度は水漏れと嘆いておりました。これは結構あるあるです。ここに電化製品もいい式そろえていたら…ぞっとします。
話はそれましたが、今回の洗面台水漏れ(漏れている箇所は不明)ですが、ご使用されると下から水が漏れてくる。以前よりマットが濡れているかなと感じてはいたが気にはしてなかったのだがお水の量が増えたために異変を感じお電話いただいたそうです。この手の症状も比較的多く聞かれる内容ではあります。
まず、確認が必要なのが洗面蛇口からの水漏れなのか?排水トラップからの水漏れなのか?もしくは床下から逆流していないか?この3つではないでしょうか。
まずは洗面蛇口からの水漏れの場合このケースで多いのがシャワータイプのホースに亀裂が入り水を使うたび、そこから水漏れをする。洗面台の扉を開けると大体が白いプラスチックのケースが入っていると思いますがその中に水が少量でもはいいている場合は水漏れしている証拠になります。白いタンクは通常空になっていないといけないためです。あとわかりやすい確認方法がシャワーホースを全部出してしまい水を出すと漏れている場合はホースからジワジワ漏れているのがわかります。
その他には洗面トラップの水漏れですがこの場合は洗面トラップのナット部分を触っていただくとわかります。
分かりづらいのが、床下の配管から水が逆流している場合ですが、他の水漏れは出して瞬間的に漏れるのに対して逆流の場合少したってからじわっと出てくるイメージですかね。上記2つを確認してもわからなかった場合はこちらの可能性があります。
漏れていた!どうしたらいい?
洗面台の水漏れですが、お客様で出来る対処法は排水トラップから漏れていた場合のみになります。排水トラップから漏れる場合は緩んでいるだけの可能性があるからです。なので、ナットを増し締めすることで改善する場合がありますし、差し込みが緩い場合はぐっと中に差し込んでナットを締めてあげると止まることもありますのでお試しください。ナットは手締め出来るものなので工具は必要ありません。女性の方でも出来るぐらいです。その他、パッキンをお持ちでしたらそれを交換することで改善する比較的やりやすい対処法ではあります。
その他2つに関してはお客様で対処できるものではなく、すぐに専門業者を呼ばれることをお勧めします。
今回、神戸市北区のお客様は上記のシャワーホースに亀裂が入っていることによる水漏れであったため修理と交換をご提示させていただき、交換に至りました。
年数をお使いの場合、専門スタッフとしては交換がおススメです。きれいになった蛇口を見ると皆様喜んでいただけますのでこちらもうれしくなりますね。