排水の臭いが気になる案件について解説
臭いの原因は?
家の排水の臭いって結構気になりますよね?快適な生活をするうえで臭いは意外と気になるもの。今回は、お客様より頂いた排水の臭いが気になるについて解説していこうと思います。
では、家の中で臭いが発生する場所とはどこになるのか?
- 台所
- 浴室
- 洗面
- 洗濯
- トイレ
- 屋外の排水
こちらの6つが考えられるでしょう。この中でも特に、台所の排水の臭いがきになるご依頼が多いですね。台所排水は食べかすや洗剤の残りかす、油の成分が流れるためそれらが付着してどんどん堆積し、悪臭の元となるのです。浴室、洗面、洗濯は髪の毛、洗剤系の残りかすで中でヘドロ状になり臭いが発生します。
こういったものは防ぐ手段はなかなかなく年数を重ねていけばどこのご家庭でも起こりうる内容にはなります。しかし、手入れを行わなければもちろん臭い上りも早くなりますし、流れも悪くなります。細かいケアで防げることもありますので簡単な方法をご紹介できればと思います。
まずは簡単な確認方法ですがそれぞれ排水にはトラップというものがありましてトラップがあることで臭いや虫などが上がらないようにするための重要な部分になります。
封水と呼ばれる水が溜まっている部分に水が稀に少なくなっている場合があります。少なくなってしまうと排水の臭いが直接臭ってくることになります。解消方法はいたって簡単、水を少し流してあげること。台所は特に勢いよく貯めた水を流すと勢いに引っ張られ封水が少なくなっているケースがありますのでご注意を。
その他、使っていないトイレや洗面台とかはお水を流すだけで改善しますのでお試しください。封水はただの水ですので使わなければ蒸発していきます。たまに使うことが吉。
こちらで改善が見られればいいのですがそうはうまくいかないことがほとんどです。
次に排水ホースの破れ、排水管との隙間がある場合の臭い上りが考えられます。もちろん、排水ホースが破れている場合は水漏れも起こしますので気づきやすいですが排水ホースと配管との隙間がある場合、排水管内には封水が入っているわけではないのでそのまま臭いが上がります。もともと、隙間を防ぐためについていた防臭キャップというものがついている場合はしっかりと配管に合わせて取り付け直すと戻ります。
簡単な方法としてはその隙間を埋めてあげる。パテやビニールテープで塞ぐことで改善が見られます。こちらは台所、洗面でしかできませんが。そのような、隙間をふさぐ施工法もありますのでどうしてもの場合はご相談ください。
後は、洗浄剤の使用。これが一般的なやり方で一番効果的です。臭いの原因は配管内の汚れが原因。では、配管内がきれいになれば臭いも軽減するということです。掃除の頻度は何回もする必要性はありませんが適度に行ってください。重要な点が一つ。用法は正しくお使いください。お客様で多いのが時間を長めにして薬剤を使ったという方結構多いのですがやめてください。設定された時間より長くすることではがれた汚れがくっついてしまい詰まりを悪化させてしまう例は後を絶ちません。用法は一番効果が出るのを計算されている為守ってくださいね。
家で簡単に行える方法としては台所の排水であれば、お湯をしっかり流してあげてください。油が固まる原因は冷えることによるものなので洗い物が終わった後にタライまたは鍋に60-70℃ぐらいのお湯を流してあげるだけでも汚れの付き方が違いますのでお試しあれ。
ここまでで対応できずそれでも臭いがする
上記の対処法でもできなかった場合は私たち作業スタッフをお呼びください。
しつこい汚れがついている場合は私たちが使うような特殊な道具が必要になりますので。いつでもご相談を。