蛇口の種類について

蛇口の種類・名称

本日は知っておくと便利!?蛇口の種類・名称について解説していきます。

まず、皆様蛇口ってそもそも種類とかあるの?と思われるかもしれませんが結構あります。これを知っておけば、業者に依頼する際にも的確に内容を伝えることが出来ますので是非覚えてくださいね。

まず、お水のみが出る一般的な蛇口を単水栓

お湯とお水が出るものを混合栓

といいます。単水栓はお水しか使わない洗濯の蛇口だったり、外の蛇口に使われることが多いです。混合栓は今ご家庭で使われている1番メジャーな湯と水、両方を出すことが出来る蛇口で主に台所、浴室、洗面所で様々な場所で使われています。大きくまとめるとこの2つから更に種類が分かれていきます。

次に混合栓のなかでも2ハンドル式

レバータイプ

こちらは見た目の通り2つのハンドルタイプかレバータイプかのどちらかになります。レバータイプが主流になりつつあるのでどちらかといううとレバータイプしか見たことない方もいるぐらいメジャーなものになりました。こちらは何が違うかというと2つのハンドルタイプは水とお湯の量を調節して温度調節していたものになり、レバータイプはその調節をレバー一つで出来るようになりました。今は給湯器の性能が良くなったので2つハンドルタイプでも安定的な温度を出すことが出来ます。

レバータイプには2種類、レバーを上にあげることで水が出るもの(上げ吐水)、下に下げて水が出るもの(下げ吐水)があります。今はほとんど上げ吐水しかありません。地震の際に下げ吐水の蛇口が水が出っぱなしになることがありそれ以来すべてのメーカーは上げ吐水蛇口になりました。今でも下げ吐水を使われている方は使用年数が25年以上前の可能性がありますので交換をご検討してみてはいかがでしょうか?

では、それぞれの取り付け場所によって異なる蛇口を見ていきましょう。

台所

壁付きタイプ

こちらの2種類になります。上記で説明したので水の出し方等は省かしていただきます。特徴は壁から給水管、給湯管が出てきていること。壁から配管が来ている場合は大きな工事をしない限りはこのような同等のものを取り付けることになります。名称としては壁付(2ハンドル・レバーハンドル)水栓と言っていただくと伝わります。

台付きタイプ

台付きはこの2種類になります。こちらは蛇口下側に2つの穴がありそこに給水管、給湯管をとおしているタイプになります。呼び方は台付き(2ハンドル・レバーハンドル)水栓になります。

台所蛇口はもう一つあり、ワンホールシングルレバー

こちらは1つ穴に給水管、給湯管を通してつなげているタイプで呼び方はそのままワンホールシングルレバーになります。こちらの中でも、シャワー付きとついていないものもあるのでより正確に伝えるなるシャワーの有無をお伝えください。

次に浴室蛇口

壁付タイプ

上記と同じく管がどこについているかの違いになります。2つの違いはハンドルタイプとサーモスタッド式(ハンドルで一定の温度を調節するタイプ)になりますので呼び方は壁付(2ハンドル・サーモスタッド)水栓となります。

台付きタイプ

こちらも2種類になります。種類は先ほどと同じく2ハンドル・サーモスタッド式。こちらは台所と同じく蛇口の下側に2つ穴が空いておりそれぞれを繋いでおります。呼び方は台付き(2ハンドル・サーモスタッド)水栓になります。

次に洗面所

台付き(洗面所には壁付はありません)

大きく分けてこちらの4種類。

呼び方は台付き(2ハンドル・レバータイプ)水栓 左側2つ 配管の接続が2つ穴を使用

シャンプー水栓 右 2つの穴を使い取り付けているがシャワーがついている

台付きワンホール水栓 下 配管の接続が1つ穴になります。

 

以上が簡単ではありますが蛇口の種類になります。もちろん、変わったタイプもありますのですべてに当てはまるわけではないですが特徴を知ることで内容を的確に伝えることもできますし、交換を検討する際もどのようなものを選べばいいかを把握できるかと思います。ご参考にしてください。